都道府県毎に自殺率は違うの?
自殺数は概ね人口に比例をしておりますが、人口に対して自殺者が多いことを表す自殺率では都道府県毎によって明確な違いが出ています。
自殺に至るまでの背景は複雑で様々なケースが考えられるため、傾向を把握することは難しくはありますが、地域毎のデータを見ることで特徴が見えてくる可能性も考えられます。そのためにも以下の男性の都道府県毎の自殺率のデータを見ていきましょう。
参考:厚生労働省 各死因による死亡の状況(都道府県別) 『自殺の年齢調整死亡率の年次比較』
地域毎に傾向はあるの?
都道府県毎の男性の自殺率を見ると、平成17年のデータでは青森県・秋田県で自殺率が高く、両県共に2,000人に1人が自殺をしている計算になります。その他の地域だと山形や福島の自殺率も高いため、東北地方は他の地域と比較して自殺率が高い傾向があると考えられます。
考えられる原因としては、厳しい寒さや豪雪といった天候的な影響が挙げられます。これらを防ぐためには政府による支援策が重要で、最近では専門家による対策会議等も頻繁にあるので、今後の動きにも注目したいところです。
万が一起きてしまった場合は?
孤独死の対応は「専門性」と「スピード」が重要です。一人やご家族だけで悩みを抱えずに、先ずは専門家にご相談をすることがおすすめします。