女性の孤独死件数は増加しているの?
参考:東京都監察医務院『東京23区における孤独死の実態』
東京23区内のデータを見ると女性の孤独死件数は年々緩やかに増加をしております。男性と比較すると女性の増加率はかなり低い数値で推移しておりますが、昭和62年から平成18年間の20年間で約2倍近く増加が確認できます。
孤独死の発生理由や、男性より女性の数値が低い理由などを以下で詳しく見ていきましょう。
孤独死の原因や対策は?
先ず、孤独死発生の要因としては核家族やご近所付き合いの希薄化といったことが挙げられますが、女性は男性と比較して家族やコミュニティとの結びつきが強いため、男性と比較して孤独死の発生件数が少ないことが考えられます。
とは言え、近年は晩婚・未婚化が進んでおりますので、パートナーや家族との結び付きが低下し、それが年々のデータ増加に表れている可能性はあります。孤独死のリスクを回避するためには、家族以外にも地域や趣味のコミュニティを広げるなどして、少しでも周りの人と関係を持つことが重要です。
万が一起きてしまった場合は?
孤独死の対応は「専門性」と「スピード」が重要です。一人やご家族だけで悩みを抱えずに、先ずは専門家にご相談をすることがおすすめします。