「特殊清掃業」のリアルが分かる衝撃漫画?『不浄を拭う人』をご紹介

不浄を拭う人

特殊清掃をテーマにした漫画『不浄を拭う人』をご存知ですか?!

皆さんは特殊清掃をテーマにした漫画「不浄を拭う人」をご存知ですか?
この「不浄を拭う人」は沖田x華さんの著書で特殊清掃会社に勤める主人公・山田正人が「特殊清掃」という仕事を通じて様々な人の人生に思いを馳せるエッセイ風の漫画となっております。

実際の特殊清掃会社をモチーフにして描いているのため、リアルな特殊清掃業が分かるとかなり話題の一冊です。果たしてこの「不浄を拭う人」は評判通り本当に面白いのでしょうか。特掃ジャーナルでは、「不浄を拭う人」を実際に読んだ方にアンケート取って、正直な感想を聞いてみました!これから読もうかと迷っている皆様はぜひご参考にしてください。

『不浄を拭う人』を読んだきっかけは?皆さんに聞いてみました!

『不浄を拭う人』を読んだきっかけを特掃ジャーナルで独自に聞いてみたところ、以下の回答が得られました!

・特殊清掃の仕事について興味があったため
・特殊清掃や孤独死について調べていくうちに辿りついた
・普段は触れないことに興味があったため
・友人が貸してくれたため
・スマホの広告で見かけたため

元々関心があった人、友人や広告がきっかけになったなど、皆さん色々な理由で読み始めたみたいですね!特殊清掃に少しでも興味がある方はこのように漫画から入るのもいいかもしれません!

『不浄を拭う人』読んでみた感想は?

『不浄を拭う人』、インターネット上の口コミ・評判は「かなり面白い」、「特殊清掃」のことがよく分かったと前向きな意見がかなり多かったのですが、実際の所ストーリーは面白いのでしょうか?今回は皆さんの正直な感想を聞くため、『不浄を拭う人」を読んだ方を対象に特掃ジャーナルで独自にアンケートを実施しました!

         

yasunoriakiさん 過不浄を拭う人を読ませていただいて最初に思ったことが、なんか悲しいな~という印象でした。こうゆうお仕事上独り身の方が多いのでしょうけれど、お亡くなりになる直前まで1人だった方はいったい何を思いながら亡くなられたのかな?とふと思いました。個人的にですがそこがすごく気になる部分でしたね。この清掃のお仕事についてはやはりとても大変そうだと感じました。無くてはならないお仕事でもあると思うのでありがとうと伝えたい気持ちです。
かなさん 特殊清掃の仕事というものがあるということは、テレビのドキュメンタリーなどを見て知っていましたが、実際にこのコミックで仕事内容などを詳しく知ることができてとても興味深い内容でした。お部屋のなかで不運にもこういうかたちで亡くなったかたたちには、それぞれの人生のストーリーがあったわけで、孤独死という人生の終焉を迎えることになったのはあまりにも無残だなと思いました。でもこの特殊清掃というお仕事をしてくれる人たちがいるからこそ誰もが避けたい最期の片付けをしてもらえるのですから感謝の気持ちでいっぱいになりました。
サトシさん 特殊清掃というお仕事があることは知っており、テレビなどでも見たことがありました。具体的な内容もある程度は知っており、大変な仕事だと思っています。しかし、このような特殊清掃というお仕事があるおかげで、孤独死をしてしまったり、自死をしてしまい汚れてしまった部屋を片付けてくださることで、資産を守るという意味でもとても意味のあるお仕事だと思います。
ポッポさん 誰しもすすんでやりたくはない職業だと思いますが、世の中に無くてはならない職業だと思いました。また、私は霊のようなものは信じていませんが、この職業をしていると、漫画の中のように遺体の発見現場の清掃の際にはそのようなものを感じたり、後になってそういった気配を感じるといったことがあってもおかしくないとも思ってしまいました。
ゆん子さん 過不浄を拭う人を読ませていただいて最初に思ったことが、なんか悲しいな~という印象でした。こうゆうお仕事上独り身の方が多いのでしょうけれど、お亡くなりになる直前まで1人だった方はいったい何を思いながら亡くなられたのかな?とふと思いました。個人的にですがそこがすごく気になる部分でしたね。この清掃のお仕事についてはやはりとても大変そうだと感じました。無くてはならないお仕事でもあると思うのでありがとうと伝えたい気持ちです。
ぱんたさん この漫画を読んで思ったのは特殊清掃という今後の日本では増えていきそうな仕事であり、孤独死した人間の部屋を掃除したりするのは害虫の発生や悪臭など大変な仕事だと思いました。この漫画の中で孤独死した人の部屋を清掃したことによって夜中に心霊体験した描写があった時には必要な仕事だとは思うけれど自分には怖くて無理だなぁと思いました。
フルーツさん ストーリー的にどれも考えさせられるものばかりで、読んだあとは胸が苦しくなった。いろんな事情があるんだなと分かってはいたが悲しく感じました。それと惨い感じもしましたし、人間性みたいなものが少し怖くも思いました。体にゾクッと寒気が感じるストーリーや、切なくなるものもありなんだかいろんな意味で考えさせられるストーリーだと思います。
アイアンさん 特殊清掃という仕事はたまにテレビでやっていたのを見たことがあったので大体は理解していましたが、孤独死した人の部屋を清掃するために立ち入る業者さんは非常に過酷な労働環境だと思いました。給料はどのくらいなのかとか休みはどのくらいなのかとかいろいろと考えましたが、必要な仕事だとは思いますが特殊清掃に従事している業者さんは非常に大変なんだろうなと感じました。
かすていらさん 特殊清掃の仕事内容について、詳細が知れました。自分には到底できない仕事だと感じました。孤独死のニュースの裏で特殊清掃のお仕事に従事している方々は、毎日ものすごい異臭の中で掃除を行っているのだなと思うと、本当にありがたいの一言しか言葉に表せません。

皆様、様々な感想を挙げてくれていますが、多かったのは「とても勉強になった」、「特殊清掃についてとても良く分かった」というものでした!『不浄を拭う人」はこれまであまりオープンになってこなかった特殊清掃業界について知るためのファーストステップとしてかなり良い作品かもしれません!

『不浄を拭う人』の中で特に印象に残ったエピソードは?!

特殊清掃の実態や業界のリアルが書かれている不浄を拭う人ですが、その中では主人公が経験する様々なエピソードが記されています!様々なエピソードが記されておりますが、その中でも特に印象に残るものはどういったものなのでしょうか?こちらも併せて伺ってみました!

         

ミケねこミケさん 特に印象が残って、頭から払えないのは1巻の1話ですね。カツラが落ちてる?って思っていた主人公でしたが、実はカツラじゃなかったってところは今でもずっと頭の中に残ったままです。この話を見てこの漫画に興味を持ったのですし、私はそうなりたくないとたまに思い出してしまいますね。最初が衝撃的過ぎてほかの話がぼやけてしまうくらいでした。
かなこさん 追い焚き機能のあるバスタブのなかでヒートショックで亡くなられた住人のかたが、そのまま追い焚きされた状態で完全に煮詰まってしまって遺体はドロドロに溶けてしまって骨しか残っていない状態で発見されたというストーリーが頭から離れません。そんな壮絶な状況でも、特殊清掃員のかたは仕事ということで割り切って清掃をされているのがすごいと思いました。主人公が、粛々と清掃をしている姿になんとも言えない気持ちになりました。
すぐさん 特に印象に残ったエピソードはカツラだと思って拾い上げてみるとそれは実際の髪の毛だったという部分です。人は亡くなった後は腐敗していく一方で最終的には溶けて行ってしまうと聞いたことがあり、髪の毛や骨は残るのだろうと思います。警察がご遺体を運び出すときに残していってしまうこともあるんだなと若干憤りを感じてしまいましたが、髪の毛ひとつでもその人が生きていた痕跡が残る気がしてとても悲しい気持ちになりました。
ワニさん 死者が出す音があるという話で、ナイロンをこすったような音がそれで、その人のことを想うとついてきてしまうといったエピソードが印象に残っています。いわゆる“ラップ現象”と呼ばれる音だと思いますが、それがついてきてしまうというのは些か現実的ではないながら、そうはならないように、亡くなった人のことをあまり考えずに機械的にこなすのが一番の仕事なのかも知れないと思いました。
yuricoさん やはり、冒頭の孤独死のエピソードがインパクトがあった。自分は今のところ結婚願望が無いのだが、生涯単身でいた時は自分も、もしかしたらこうなってしまうのかと思うとゾッとしてしまった。今まで「死」というものについて考えたことが無かったが、このマンガを読んで、自分が死ぬ前に事前にできることは何かないかと考えさせられてしまった。
ptaさん 特に印象に残ったエピソードはやはりこの仕事をしていて自宅に帰ったら心霊体験をしたエピソードです。こういった仕事ではやはりそういう心霊体験はつきものなのかと思いましたし、今後は孤独死する老人も増えるでしょうから必要な仕事だとは思いますが、読んでいてゾッとしましたし、仕事の大変さがよくわかるエピソードでした。
じゃがりこさん 一番印象に残っているというか、ゾッとしたのが、カツラのはなしです。清掃中にカツラをみつけてでも本当はそれはカツラではなくて、頭皮だったと言うもの。人が亡くなったあとにはこんなことがあるんだと始めて知りました。それと誰にも気づかれずに亡くなると言うのもとても切ないし悲しく感じました。孤独死はニュースなどで見たことがありましたが、こんなに細かく実際の情報が入ってこないので、どれぐらい現場が壮絶なのか分かったように思います。
メアさん 印象に残ったエピソードはいつものように特殊清掃のため孤独死した人の部屋に立ち入ろうとすると体が上から押さえつけられたかのようになって部屋に入れなくなったエピソードです。なくなった方が自分の部屋を見られたくないためにそのような現象に遭ったのではないかと漫画では描写されていましたが、やはりこういった仕事をしているとそういう不思議な現象に遭遇するのかなぁと思いました。
かすていらさん 2話の家の中から聞きなれない音が聞こえてきて、奥さんが病んでしまったのはかわいそうに感じました。ですが、亡くなった方は生きている人達に対して「誰か自分のことをみてほしい。少しでいいから思い出してほしい」と伝えたかったのだと思い、少しせつない気持ちになりました。

皆さんなかなか衝撃的なエピソードにかなり衝撃を受けたようですね。(笑)その中でも特に印象に残っものとして、カツラのエピソードが多く挙げれられていました!私も読みましたがこちらはかなり強烈でした。皆さんもよければ、ぜひ『不浄を拭う人』本編で読んでみてください!

『不浄を拭う人』を見て特殊清掃をしたいと思った?ズバリ聞いてみました!

『不浄を拭う人」という作品を通して、特殊清掃について様々なことが分かった皆様にズバリ、「特殊清掃を仕事としてやってみたい?」とズバリ聞いてみました!

         

Rickyさん いいえ。なぜこの仕事をしたくないかというと、掃除をしている間に気持ちが落ち込んでしまいそうになるだろうな~と思うからです。今は接客業をしているので思う事なんですが、人から気をもらうようなことがあるんですね。良い気も悪い気もそうなんですが、良い気の時は気持ちがいいのですが、悪い気をもらう時はものすごく疲れてしまうので、この仕事は向いてないなと思っています。
りんさん いいえ。わたし的には、とても特殊清掃の仕事をするのは無理だと思いました。これらのコミックのストーリーはすべて本当の話ですが、こういったことが日常茶飯事であるからこそ、特殊清掃のお仕事は需要が高いのだと思います。ですがこの仕事ができるのは、強靭な精神力、体力がある人だけなのではないでしょうか。一歩間違えばPTSDにでもなりそうな過酷な仕事だと思います。
サトシさん 「いいえ」自分でやってみようとは思いません。霊の類いは信じていませんが、これまでそのようなもの感じたことが特に無かったからであって、こういった職に就くとそれを感じるようになってしまうかも知れないので遠慮したいと考えます。世の中に必要不可欠な職業であることは分かりますが、先の理由も含めて、自分がその世界に飛び込もうとは思いません。
紀夫さん いいえ誰かがやらなければいけない仕事だとは思うが、どうしても手を挙げてやりたいとは思えない、というのが正直なところである。衛生面なども少し気になるし、やはり怖いとおもってしまう。たとえ給料がいいものだとしても、自分はやりたくないと思ってしまった。なので、そんな大変な仕事をやってくださっている方々に対し、感謝の気持ちを持たなければなと思った。
わかばさん いいえです。やはりエピソードの中でもありましたが、孤独死してしまった人の部屋の清掃は非常に大変だと思いますし、人間の頭皮が落ちていたというエピソードも非常に怖くてただの清掃業者というわけではないと思います。精神的にも肉体的にもタフでないと務まらない仕事だと思いますので自分はこの仕事をやりたいとは思いませんでした。
ぱんたさん いいえ。とても出来ないと思いました。仕事内容もそうですが、人間の最後を見ることが怖く感じますし、胸が苦しくなってしまいます。本当に、特殊清掃と言う言葉があっているなと思いました。遺品整理もスゴく大変だときくので、それが、なかなか見つからなかったり、亡くなってからひがたって腐敗したりした部屋をキレイにすることは本当に大変だと思います。自分には出来ないことだなと思いました。
レムさん 「いいえ」この漫画を読んで見る前は給料や休みが多かったら脱サラしてやってみるのもアリなのかなと甘く考えていましたが、仕事を通して悪臭や部屋の惨状を読んで見ると生半可な覚悟ではできない仕事だと感じました。いくら給料が良くても精神的な負担が普通の仕事と比較して非常に大きいと感じましたので私にはできない仕事だと思います。
アイさん 「いいえ」です。マンガを読み進めていくたびに、私にはできない仕事だと思いました。ウジやハエなどの虫が大嫌いなのもこの仕事ができない理由の一つです。4話でのホテルの仕事はお客様にばれないように私服で仕事を素早くこなす姿が描かれていますが、あんなに迅速な作業を求められても私には無理なので、改めて「特殊清掃の仕事ってすごく大変なんだな」と感じました。
Ririさん いいえです。特殊清掃のお仕事はしたいとは思いません。このようなお仕事はおそらくお給料も良いのだろうと思いますが、自分には無理だと思います。まず、ゴミ屋敷と化しているということでの臭いの問題、ごみの臭いならまだしも死臭というものは衣服につくと取れないと聞きます。また、ハエやウジなどの害虫も多いでしょうし、とてもではないですが現場に足を踏み入れることすらできないと思います。そしてなにより心霊的な現象は説明ができないだけに恐ろしいと思います。

こちらですが圧倒的に「やるのは少し厳しい」という意見が多かったです。やはり人様の生死に関わるので、生半可な気持ちでは難しいということみたいんですね。現在、特殊清掃業に充実してくださる皆様には本当に頭が下がります!

『不浄を拭う人」を読んだ皆さんから特殊清掃業に携わる人へのエールを頂きました!

漫画を読んだ皆様から「特殊清掃に携わる人達へのエール」を頂きました!特殊清掃業に従事してくださる皆様に少しでも届けば嬉しいです!

・亡くなられたご家族も片づけができないなどご自称があったり、住居の持ち主も特殊清掃があるからこそ救われているところがあると思います。人の死が関わるお仕事は必要とされることなので頑張ってください。

・このお仕事は誰にでもできそうでできない仕事であり無くてはならない仕事だと思います。頑張ってくださいと軽々しく行っていいのかわかりかねますが、いつもお疲れ様です。というのとありがとうございます。と伝えたいです。

・特殊清掃をしておられるかたへは尊敬の念しかありません。誰かがやらなければならない仕事ですが、ほとんどの人たちはやりたがらないはずです。それを日々遂行しておられる特殊清掃員のかたは、本当に素晴らしいと思います。

・特殊清掃というお仕事があるからこそ、亡くなった方やそのご家族、部屋の持ち主などが非常に助かっていると思います。精神的にも大変だと思いますが、頑張ってください。

・今後の日本では孤独死する方も増えると思います。大変な仕事だと思いますが、誇りをもって頑張ってください!

沢山のエールありがとうございます!

まとめ

本記事では特殊清掃をテーマにした漫画『不浄を拭う人」を紹介させていただきました!各所からの評判の通り、こちらの漫画は面白いだけではなく、特殊清掃業界のことがよく分かり非常に勉強になる作品のようです!皆さんもこのご機会にぜひ読んで見てくださいね!