遺品整理で高く売れるものはあるの?高買取が期待できるものを紹介します!

孤独死によって行われることの多い遺品整理、近年耳にする機会も多いのではないでしょうか。孤独死は年々増加しており、あなた自身も孤独死と関わる機会があるかもしれません。

遺品整理では、不要になったものの処分や思い出の品を引き取ること以外にも、金銭的価値のあるものを買い取ってもらう機会があります。今回は、遺品整理で売ってはいけないものや、高く売れるもの、どこで売れば高く売れるかといった、高買取のものを紹介します。

遺品整理をしていたら宝石など高く売れそうなものが…そもそも売っていいの?

遺品整理中には、売れそうな商品が多く出てくるかと思います。では、それらの商品は売却してもよいのでしょうか。結論から言うと、売却することに問題はありません。しかし、遺品を売るということは、相続という扱いになります。

ここで注意しなければならないのは、故人に大きな負債がないかを確認することです。遺品を売却しても、大きな負債があった場合は、あなたがその負債も相続することになってしまいます。なので、遺品に手を付ける前に、弁護士や専門家と相談して遺品に手を付けるかは決めましょう。

中にはトラブルになるものも!売ってはいけないものあります!

遺品整理中に出てきたものについて、売却する場合、売ってはいけないものも中には存在します。ここでは売ってはいけないものを4つほど紹介します。

まず1つ目は、汚れや使用感が著しいものです。遺品である上に、使用感や汚れが激しいものの買取は難しいでしょう。
2つ目は、故人の名前が入っているものです。故人の名前が入っているものをすぐに売却することはあまり望ましくありませんし、値段はかなり付きにくくなります。3つ目は、再利用価値のないものや定価の安いものです。未使用の状態でも定価の安いものや再利用価値のないものに値段は尽きません。
無理に売ろうとせずあきらめて売却しましょう。4つ目は、魂抜きをしていない仏壇です。魂抜きをしても買取をしていない業者がほとんどなので、注意が必要です。リサイクルショップや遺品整理業者が買取をできないものは、メルカリなどのフリマアプリで売るといったことも一つの手です。その場合は、しっかりと遺品であることを記載して、トラブルのない取引を心がけましょう。

どんなものが高く売れるの?

遺品整理で出てきたものといっても、どのようなものが高く売れるのでしょう。高く売れる代表的なものとしては、ブランド品や時計、貴金属、カメラ、家電、お酒といったものです。紹介した物は、多くの方が思いつくような価値のある商品でしょう。
ここでは、意外と高く売れるものをいくつか紹介します。

1点目は、金歯です。金歯は、金でできているため、通常の金として売却することができます。

2点目は、人形です。古い家に置いてありがちな人形ですが、高く売れることがあります。リカちゃん人形やバービー人形は今でも人気なシリーズですし、日本人形は有名作家の作品だとかなり高額で売却することができます。

3点目は、牛乳瓶のフタです。一見ゴミだと思い捨ててしまう人もいますが、実は価値のあるものもあります。大切に保管されているフタがあれば、すぐには捨てず値段を調べてみましょう。

こちらでは意外と高く売れるものをいくつか紹介しました。遺品整理から出てきたものは見た目で判断出ず、よく調べてから処分するかどうかを決めましょう。

どこで売ればいいの?

遺品整理で出てきた遺品は、どこで売るのがよいのでしょうか。遺品を売る方法としては、主に3つあります。

1つ目は、遺品整理業者に買い取ってもらう方法です。遺品整理時にそのまま価値のあるものを買い取ってもらう方法で、楽ではありますが買取費用は比較的安くなります。

2つ目は、リサイクル業者に買い取ってもらう方法です。リサイクル業者は、商品の売買を仕事の主としているので、遺品整理業者よりも高値で買い取りをしてもらうことができます。

3つ目は、フリマアプリで売る方法です。フリマアプリでの売却は、写真撮影、商品説明、梱包といった作業をすべて自身で行う必要があります。
しかし、好きなタイミングで出品することができ、料金も自由に設定することができます。数が多い場合は面倒ですが、より高値で売れる可能性があるのでおすすめです。また、遺品整理業者やリサイクルショップが買取を拒否した商品を売ることも可能となっています。

まとめ

遺品整理で高く売れるものや、売る方法について紹介しました。遺品整理の料金は高いので、遺品の中から高いものを見つけ高く売ることはとても重要なことです。値段がつかないと思っても、以外と値段が付く可能性があるので、積極的に調べてみましょう。

この記事の執筆者
立花廉
フリーランスのライターとして活動中。エンターテイメント系から子育て、ライフスタイル・生活関連の記事まで月に数十本の記事を執筆し実績も豊富。得意分野はエンタメ・娯楽、社会問題関連のジャンル。特掃ジャーナルにも複数の記事を寄稿中。特殊清掃や遺品整理に関する記事を特掃ジャーナルで多数執筆。