【2021年最新版】高齢者の「孤独死防止」のための厳選アプリをご紹介!

孤独死 アプリ

近年、孤独死というワードを耳にする機会が増えているかと思います。自宅で、誰にも気づかれずに死んでしまうことを孤独死と呼びますが、核家族化や高齢化によって孤独死は年々増加しています。内閣府の調査によると、孤独死は年間3万人にも及ぶとされ、1日に約80人が孤独死により亡くなっている計算となります。

特に高齢者の孤独死が問題となっており、独居する高齢者は年々増加しているのが現状です。皆さんの親族にも一人暮らしの高齢な家族がいるのではないでしょうか。心配をしても、毎日様子を見るというわけにはいかないかと思います。そんな時に高齢なご家族に何かあった際にすぐに気づくことができるアプリなどがあれば便利ですよね。今回は、離れていても家族の孤独死を防ぐことのできる「孤独死対策のためのアプリ」を紹介していきます。

年々増えていく「孤独死」。その対策としてアプリが注目

前述の通り、孤独死は年々増えています。特に孤独死をするのは男性に多い傾向があります。これは、仕事に打ち込んだ男性が、定年後に仕事以外へのかかわりがないことがきっかけとされています。また、熟年離婚などをしていると、自炊ができない男性は栄養不足に陥ってしまったり、掃除ができずにゴミ屋敷化してしまったりと、生活水準が大きく下がります。

そういったことも孤独死の原因といわれていますが、そういった親族がいるととても心配になりますよね。近年、孤独死対策としてアプリが注目されています。アプリがあれば、直接訪問したり、電話をしなくても安否を確認することができます。そのため、孤独死をしてしまう恐れのある親族には、アプリを入れてもらい、安否の確認が簡単にできるようにしましょう。

おすすめ孤独死対策アプリ1:NTTドコモ つながりホットサポート

NTTドコモ つながりホットサポートは、普通のスマホを使っていない方でも使用することができます。らくらくスマートフォンやらくらくホンで利用できるため、スマホ操作に慣れていないお年寄りにおすすめできるアプリとなっています。使用方法は、アプリを登録し普段通り使用するだけなのでとても簡単です。スマホの利用情報を指定したメンバーにメールで送信するため、安否を簡単に確認することができます。

また、NTTドコモ つながりホットサポートは、1利用者につき5~10人まで通知を送ることができるので、多くの人が確認できるのも良い点です。らくらくスマートフォンでつながりホットサポートを利用していれば、利用者が体調をメモして通知することも可能なので、より安心できますね。普段どのような時間にスマホを利用しているかを遠くにいても把握することができるので、スマホを触る時間帯に連絡をして、コミュニケーションのきっかけとすることも可能でしょう。

NTTドコモ つながりほっとサポート

おすすめ孤独死対策アプリ2:LINEエンリッチ見守りサービス

LINEエンリッチ見守りサービスは、無料情報アプリのLINEを使用した、安否確認サービスです。日本で最も主流ともいえるコミュニケーションアプリで、気軽に安否確認が取れるのは簡単ですよね。このサービスを開発した方は、過去に孤独死で弟をなくしたことがあり、孤独死による家族の死を減らしたいという思いで開発したそうです。

LINEエンリッチ見守りサービスの利用方法は、LINEにてサービスを友達追加します。登録者の個人情報を入力し、その後、もしもの場合の近親者を2名まで登録します。安否の確認頻度を設定すれば、登録が完了します。このサービスは、設定した通知頻度で送られてくるメッセージの安否確認でOKを押すことで、家族に安否を報告することができます。24時間以内にOKボタンがタップされない場合再送され、3時間以内にOKボタンがタップされなかった場合、電話とメールで本人に連絡がいきます。そこで本人と連絡が取れない場合に、登録した近親者への連絡が行われます。利用状況を確認することはできませんが、非常に使いやすいサービスですね。

LINEエンリッチ見守りサービス

おすすめ孤独死対策アプリ3:Peaceful Line-安否確認アプリ-

Peaceful Line-安否確認アプリ-は、iOS・Androidのどちらでも無料で使用することのできるアプリです。このアプリは、非常にシンプルで、スマホを使うだけで家族への安否を報告できます。アプリには、アラーム機能や位置情報発信機能、トーク機能も備えており、正確に必要な機能が多く含まれています。基本は無料のアプリですが、有料のプレミアムプランに加入することで、緊急時にスタッフが駆けつけてくれるサービスを追加することができます。スタッフが駆けつけてくれるサービスはなかなかないため、必要な方はこのアプリを選びましょう。

Peaceful Line-安否確認アプリ-

おすすめ孤独死対策アプリ4:ラクホン

システムアドバンス社が開発したラクホンはスマホ画面内のデザイン・文字の大きさ・アイコンなどを見やすく表示させ、誰でも操作が簡単にできることを目指したアプリです。Android・iphoneともに対応していて、ワンタッチでSOS電話の発信や緊急メールの送信が可能です。高齢者のために開発されたアプリで、スマホの操作が難しいと感じている方にはぴったりアプリです。

ラクホン

おすすめ孤独死対策アプリ5:安心お知らせメール~孤独死防止・寝坊対策~

安心お知らせメールは、独居老人などの孤独死を防止する為のAndroidアプリです。 現在地を把握することも可能で、離れて暮らす家族等を安心して見守ることが出来ます。アラームをオンにした場合、任意に設定された時間に鳴るアラームを止めないと、自動的に位置情報を添付してGmailで登録先にお知らせいたします。例えば、一人暮らしのお年寄りの方などが、毎朝起きる時間にアラームを設定しておけば、アラームが止められずに放置された事を自動でお知らせし、異常事態にいち早く気付いてあげることが出来ます。アラームが停止された場合、通知等は発信されないので、アラームが停止されない時は異変などにすぐ気づくことが可能です。

安心お知らせメール~孤独死防止・寝坊対策~

おすすめ孤独死対策アプリ6:あんしん365

「あんしん365」はスマートフォンのアラーム機能を使って、一人暮らしの高齢者や、塾などで夜遅くまで外出する子供たちの所在確認や安否確認を365日サポート可能なAndroidアプリです。安心お知らせメール同様にアラームを設定するタイプのアプリで
、設定した時間に鳴るアラームが停止されなければ、SMSで登録先に自動で位置情報を添付しお知らせするサービスとなります。また、ユーザーインターフェイスも非常にシンプルなため、スマホでの操作が慣れていない高齢者の方にもおすすめのアプリです。

あんしん365

おすすめ孤独死対策アプリ7:リンクプラス

「リンクプラス」はスマホを利用した孤独死・孤立死、防止アプリケーションです。一人暮らしでペットと一緒に暮らしている、シングルマザーで小さいお子様がいるなど、自分に「もしも」のことがあったとき、大切なものを守るため外部に異変を伝えることを目的に開発されアプリでiPhone・Android両方での使用が可能です。送信先を3つまで設定可能、設定も複数可能なため、複数人にメッセージを送ることが可能となっております。

リンクプラス

まとめ

孤独死を防ぐアプリについて紹介しました。それぞれのアプリに特徴があり、どのアプリも魅力的ですよね。高齢者が一人で暮らしているのはとても心配かと思いますので、こういったアプリを活用して少しでも孤独死のリスクを下げましょう。

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この記事の執筆者
立花廉
フリーランスのライターとして活動中。エンターテイメント系から子育て、ライフスタイル・生活関連の記事まで月に数十本の記事を執筆し実績も豊富。得意分野はエンタメ・娯楽、社会問題関連のジャンル。特掃ジャーナルにも複数の記事を寄稿中。特殊清掃や遺品整理に関する記事を特掃ジャーナルで多数執筆。