孤独死してしまう人の特徴や共通点とは?実例を交えて解説!

孤独死 特徴

近年、孤独死というワードを聞く機会が多いかと思います。自身も孤独死をする可能性がある、と思うとぞっとしますよね。孤独死は、残された家族に大きな負担をかけてしまうこともあるので、孤独死をすることは避けたいですよね。今回は、孤独死とは具体的にどのようなものかを紹介し、孤独死をしやすい人の例を紹介します。

そもそも孤独死とは?孤独死しやすい人の傾向などはあるの?

そもそも孤独死とは何なのでしょう。孤独死とは、自宅にて誰にも気づかれずに死亡してしまうことを指します。何日も見つからずに遺体が腐敗し、事故物件となってしまうことも多くあります。では、孤独死やすい人に傾向などはあるのでしょうか。

孤独死をしやすい人の共通点は、男性や高齢者の方が多いことです。男性が多い理由としては、女性と比べて料理や掃除ができない方が多くいるため、生活水準が下がりやすいことが挙げられます。高齢者が多い理由としては、身体が弱り、多くの死因によって死亡してしまう可能性があるからです。他にも、SNSをやらない人や運動不足な人など多くの共通点を発見することができます。ここからは、孤独死をする3つの傾向を紹介します。

傾向1:一人暮らしで親族が周りにいない人

1つ目の孤独死をしやすい人の傾向は、一人暮らしで親族が周りにいない人です。まず、一人暮らしをしている人についてです。
一人暮らしをしていると、料理や掃除がてきとうになりがちですよね。家事がてきとうになってしまうのは男性に多く、栄養失調や自宅がゴミ屋敷となってしまう可能性があります。栄養失調やゴミ屋敷は、本人の体を蝕んでいきますが、それに気づかず生活をしていると、孤独死をしてしまうのです。

次に、親族が周りにいない人についてです。親族がいないと、いざとなったときに頼れる相手がいませんよね。また、親族というのは、自分の変化を最も感じてもらうことができる存在です。ある統計によると、孤独死をする方の中で親族が周りにいないという方は約2割いるといわれています。

傾向2:家事が苦手な人。インドアな人も要注意

2つ目の孤独死をしやすい人の傾向は、家事が苦手でインドアな人です。まず、家事が苦手な人についてです。家事は、健康な生活をするうえでとても重要ですが、苦手な人も多いかと思います。パートナーとの離婚により栄養状況や住宅の衛生環境が悪化し、健康面でのリスクが上がってしまうのです。ある統計によると、孤独死をする方の中で家事が苦手な人の割合は、約半数といるので、家事ができない人は孤独死には気を付けましょう。

次に、インドアな人についてです。外に出て運動をするということは、健康にとってはとても重要なことです。あまりインドアだと、生活習慣病になるリスクも高くなるので、たまに外に出て日光を浴び身体を動かしましょう。

傾向3:持病を抱えていたり、貧困状態にある人。

3つ目の孤独死をしやすい人の傾向は、持病を抱えていたり貧困状態にある人です。まず、持病を抱えている人についてです。持病は、体調が急変し、思わぬ死を招いてしまう可能性があります。ある統計によると、孤独死をする方の中で持病を抱えている人の割合は、約4割いるといわれています。持病のある方は、自身の体調の変化に注意しながら生活をしましょう。

次に、貧困状態にある人についてです。貧困状態とは、年収300万円以下の人を指し、経済的余裕がないため生活はかなり厳しいでしょう。栄養失調になってしまう方や、金銭問題で休日を楽しめないストレスなどで、身体にも心にも大きな負担がかかってしまいます。ある統計によると、孤独死をする方の中で貧困の人の割合は、5割近いといわれています。給料を上げるのは難しいかもしれませんが、家族や友人を頼ってみるのも手でしょう。

まとめ

孤独死してしまう人の特徴や共通点を紹介しました。高齢や一人暮らし、家事が苦手、持病を抱えているといった、国内で多くの人が持つ特徴によって、孤独死は発生してしまいます。自身で気づくことはなかなかできないかもしれませんが、健康管理ができるアプリや、簡単に栄養を取ることのできるサプリなどが多く存在します。これらをうまく利用し、孤独死を避け、よりよい生活を送りましょう。

この記事の執筆者
立花廉
フリーランスのライターとして活動中。エンターテイメント系から子育て、ライフスタイル・生活関連の記事まで月に数十本の記事を執筆し実績も豊富。得意分野はエンタメ・娯楽、社会問題関連のジャンル。特掃ジャーナルにも複数の記事を寄稿中。特殊清掃や遺品整理に関する記事を特掃ジャーナルで多数執筆。