謎に包まれた特殊清掃業の給料は?待遇などの実態もご紹介!

特殊清掃 給料

特殊清掃の給料はどれくらい?

特殊清掃でもらえる給与は正社員だと月20~30万円、アルバイトであれば時給1000〜2000円になるようです。
ただ作業時間が曖昧な場合が出てくるため日給での給与が多く、1日1万5千円~2万円が相場となります。
特殊清掃の給料は3Kと言われる職業でも意外にも平均的には高くはありません。
仕事柄、仕事に見合った給料じゃないと思う場合もある一方、中には待遇が良かったり、給料が高かったりと夢がある話もあります。
しかし、仕事柄、給料を目当てで特殊清掃の仕事をするのはあまり期待しないほうが現実的です。
ただ、待遇が良い特殊清掃会社もあり、社員全員にipadが支給されスケジュール管理や連絡などを便利に行うことができ、アパートだけの寮ではなく、新築戸建ての社宅を保有している場合もあります。

仕事内容は?

事件、事故、自殺、変死、孤独死、孤独死などの現場での清掃活動が主になります。
現場では血液や体液があるところもあります。
こびりついた血液や体液は特殊な洗剤を使いブラシなどを使い、清掃します。
人だけでなくペットや動物・虫が現場にいる場合もあり、腐敗や異臭がする場合には感染症予防の消毒や消臭を行うこともあります。
また、場合によってはオゾン脱臭器を使った脱臭を1~2日間に渡りすることがあります。
遺体の発見が遅れた現場での害虫・害獣がいるようであれば害虫・害獣駆除も行います。
ひどい場合には解体工事まで業務として担うこともあり会社によっては、建物の補修を行うこともあります。
また、遺品整理やお祓い、遺体発見から火葬までの業務を行ったりすることも会社によってはあります。

女性の特殊清掃員は多い?需要がない?

家具や遺品を整理したり、こびりついた汚れを落とすなどの重労働が多いためどちらかというと男性の清掃員が多いです。
しかし、女性の清掃員がいないわけではなく、需要がかかなり高いです。
例えば、女性の孤独死や依頼者が女性の場合に対応するのが女性のほうが良いということがあります。
女性の部屋に男性だけで入られるのも単純に考えて受け付けないという人もいるでしょうし、女性の依頼者で清掃員が皆男性だとなんとなく女性がいたほうが安心して依頼できるという方もいるでしょう。
特殊清掃員という厳しい仕事ながらそのような場合に女性の特殊清掃員が必要になります。

資格は必要?

特殊清掃をする会社によって業務内容が違うため場合によっては資格が必要な場合があります。
ただ、特殊清掃をするには特別な資格が必要ではありません。
逆に言えば、特殊清掃をするにあたり資格がいらなくてもできる仕事です。
そのため、資格があったほうが給与を少しでも上げる可能性が出てきます。
また、資格を取得すると給与を上げることができる資格としては以下になります。

  • 事故現場特殊清掃士
  • 遺品整理士
  • 脱臭マイスター
  • MT車普通免許
  • 中型免許

これらの資格を持っているとよりスムーズに知識を持って対応したり、資格がなければできない業務もこなすことができます。
また、普通免許でもAT車限定だと重い荷物を運ぶ軽トラを走らせる場合、MT免許が必須となります。
それに、中型免許があれば数多い家具や家電、大きいものも一気に輸送することができるため作業効率も上がりますのであれば良いですね。
そして、遺品整理士は特殊清掃業出なくても例えば不用品回収業者などで遺品整理を業務の1つにしている会社で活きる場合もあります。

やりがいや辛いことは?

例えば、遺族が自分の家族だとしても変死の処理や異臭や汚物がある部屋の掃除ができるわけではありません。
やはり、それなりに専門の業者が清掃や処理してもらったほうが時間もかからず、跡形もなく処理してくれるため遺族に感謝されます。
また、さまざまな特殊清掃現場を対応することで、1人1人の生きた証などを見ることで自分の人生を見返すきっかけになり、「生」と「死」についても考えさせられます。
そして、社会的に汚い・臭い・キツいの3Kが揃っている仕事だからこそ、やりこなせれば自信に繋がり、やりがいを感じることもあります。
特殊清掃は自殺や孤独死などの処理、ゴミ屋敷の処理などあるため、給料や福利厚生の優遇度が高い場合がある一方、3Kという仕事だけあり、汚れや匂いがなかなか落ちないで作業に戸惑うことももちろんあります。
作業道具や作業現場での片付けもあるため場合によっては重いものを運ぶこともあり、作業内容も多いため仕事に慣れるまで大変です。
社会的には暗い仕事のようにイメージされる通りコミュニケーションがなかったり、あまりコミュニケーションを取りたくない人が作業に当たるためあまり楽しい仕事と感じれない場合もあります。

まとめ

特殊清掃という仕事柄、メンタルが強くないと務まりません。
葬儀社に勤めていただとか、医者だったとかであればグロテスクな現場にいても問題ないかもしれません。
ただ、やってみたいというだけでは務まらない部分もあり、特殊清掃をしたがあまり精神に支障をきたしその後の人生が変わってしまう人もいらっしゃいます。
自分なりに身近に人が亡くなって生死を考えるようになっただとか、3Kと言われる職業だからこそ社会の役に立てて、自分もその役に立ちたいという気持ちがある方が特殊清掃を仕事にする方ももちろんいらっしゃいます。
誰でもできるという仕事ではないと思いますので覚悟は必要になります。

この記事の執筆者
兼島剛
webメディア系の会社、コンサルティング会社に勤務後、現在はフリーランスのライターとして活動中。ライティングの際は現地取材を徹底して行うなど現場に密着した記事がウリ。得意ジャンルは政治経済、暮らし・ライフスタイル。特掃ジャーナルにも複数の記事を寄稿中。