高級タワーマンションがまさかの事故物件?値段はどうなる?実例を交えてご紹介!

事故物件 タワーマンション

孤独死や殺人、自殺によって人が亡くなってしまった住居は、現代社会では事故物件と呼ばれています。
事故物件はマンションやアパートの一室、一軒家など様々な物件にありますが、高級タワーマンションでも事故物件は発生しています。

高級タワーマンションにも事故物件があるのは意外ですよね。高くて購入できないという物件でも、事故物件であれば比較的安価にできるため、事故物件であることを気にしない人であれば夢のタワーマンション生活も可能なのでは、と考えてしまうものです。今回は、気になる事故物件となってしまった高級タワーマンションの値段を、実例を交えながら紹介していきます。

高級タワマンが事故物件に。価格はどうなる?

高級タワマンが事故物件になってしまった場合、価格はどうなるのか非常に気になりますよね。値段を紹介する前に、そもそも事故物件とは何かわからない方のために、事故物件について紹介します。タワマンでの事故物件というのは、心理的瑕疵物件という物件がほとんどです。心理的瑕疵物件とは、心に負担を与える物件という意味で、主に4つの死因によって死亡してしまった物件を指します。

4つの死因は、自然死・事故・自殺・殺人です。自然死のみは、死後直後に見つかったものは事故物件とはならず、死後数日経過して腐敗してしまったもののみが事故物件として扱われます。高級タワマンでもこのような物件が生まれていることに驚きますよね。

では、ここからは事故物件となった高級タワマンの価格がどうなるのかを紹介します。
事故物件となった高級タワマンは、他の物件と同じく価格は下がります。しかし、立地や築年数の新しいものも多く、人気も高いため、下がるのは1割程度の物件も多いようです。事故物件となった内容によっては、2~5割程度の値下がりをしてしまう物件も存在します。

事故物件となり、価格が下がってしまった事故物件として、豊洲・お台場・武蔵小杉の3つの高級タワマンを実例として紹介していきます。

事故物件の実例1:豊洲

豊洲の高級タワマンで起こってしまったのは、2014年に起こった殺人事件と飛び降り自殺によって事故物件となってしまいました。この事件の詳細は、ある会社経営者が、実の息子にトラブルになり刃物で刺され殺害された後、息子は飛び降り自殺をしたというもので、経営者の妻が発見したことで事件が発覚しました。

この事件により事故物件となったのは、シティタワーズ豊洲ザ・ツインという高級タワマンのサウスタワー2710号室です。現在、値段は出されていませんが、ニュースにもなり大きく取り上げられたものなので、値段はかなり下がっているかと思います。シティタワーズ豊洲ザ・ツインで物件を探す際には、「告知事項あり」「心理的瑕疵あり」の記載を忘れずに見ましょう。

安さのみを求めていると、気づいたときには事故物件に住んでしまっている可能性もありますのでご注意ください

事故物件の実例2:お台場

お台場の高級タワマンは、2008年に起こったお台場フィリピン人バラバラ殺人事件によって事故物件となってしまいました。この殺人事件は、ある男性がタワマンで同居していたフィリピン人の女性を絞殺し、切断・遺棄した事件で、死刑判決まで出ています。事故物件となったのは、シーリアお台場三番街という高級タワマンの4号棟2610号室です。

現在、値段は出されていませんが、かなり残忍な事件だったため、価格は大幅に値下がっているかと思います。
シーリアお台場三番街4号棟で物件を探す際、「告知事項あり」「心理的瑕疵あり」と記載されている場合、2610号室や上下左右の物件である可能性が高いため注意しましょう。

事故物件の実例3:東雲

東雲の高級タワマンは、2012年にとある男性政治家が首を吊って自殺をし、事故物件となってしまいました。このニュースは当時の新聞やテレビなどでもかなり大きく取り上げられ、妻や首相、閣僚への遺書があったことから自殺だと断定されました。

物件は「Wコンフォートタワーズイースト 27階」と言われており、現在、売りには出されていません。駅近の物件のため、他の部屋の賃料は比較高額なようです。Wコンフォートタワーズイーストで物件を探す際、「告知事項あり」「心理的瑕疵あり」と記載されている場合、該当の部屋や上下左右の物件である可能性が高いため注意しましょう。

事故物件の実例4:芝浦

「ピアシティ芝浦ハイツ」こちらの事故物件は俳優の三浦春馬さんが自殺をしたことで知られています。大活躍中だった三浦さんの訃報には誰もが驚かされました。ピアシティ芝浦ハイツの家賃相場は20万円〜40万円と言われており、現在空きの物件はありませんが、今後売り出される際に「告知事項あり」「心理的瑕疵あり」と記載されている場合、該当の部屋である可能性は高いです。

事故物件の実例5:横浜

横浜には射殺事件で事故物件となってしまった超高級タワマンがあります。「ナビューレ横浜タワーレジデンス3410号室」です。このタワマンは、銃の所持許可を取得していた息子と母親が散弾銃で父親を殺害、トラックに遺体を積み、香川県の讃岐市を移動中に逮捕されたという事件で一躍有名にな李ました。

このナビューレ横浜タワーレジデンスは横浜を代表する超高級タワーマンションとして知られ、現在も高価格を維持したまま多数の入居者が住んでいます。時間があった部屋の3410号室の価格は公開されておりません。もしも3410号室は売りに出されることが、このような理由のため安くなる可能性があるのでご注意ください。

事故物件の実例6:武蔵小杉

武蔵小杉の高級タワマンは、2019年の台風被害により地下が浸水し、長い間停電や断水に見舞われました。
それにより、武蔵小杉は浸水の被害が起こりやすい地区として、高級タワマンが事故物件になってしまいます。この時、台風の前に1億円で販売された物件も、台風後には9000万円になったそうです。この大きな損害は、武蔵小杉のタワマンだけでなく、多くのタワマンへの教訓となりました。

今後は、デベロッパーを始めとして、タワマンの設備に対する対策を考える必要があります。こういった水害はかなり稀ですし、一度経験しある程度の対策を取っているため、武蔵小杉のタワマンに住むことは悪い選択ではないでしょう。

まとめ

事故物件となってしまった高級タワマンの値段や、実例について紹介しました。かなり悲惨に事件があった現場や、住宅地全体が事故物件となってしまう事例がありましたね。殺人事件や自殺の物件というのは、相場的には3~5割程度も値下げされることもあり、一目で安いのがわかります。その安さに惑わされず、どのような事件があり事故物件となっているのかを今一度確認し、住むのであればしっかりと理解した状態で契約をしましょう。

この記事の執筆者
立花廉
フリーランスのライターとして活動中。エンターテイメント系から子育て、ライフスタイル・生活関連の記事まで月に数十本の記事を執筆し実績も豊富。得意分野はエンタメ・娯楽、社会問題関連のジャンル。特掃ジャーナルにも複数の記事を寄稿中。